ブログ
2016.08.11
人は変化に敏感
※もやっとした記事であることをお許しください
人は変化に敏感です。
- 静止した物体が動き始めた
- 物体の動きのスピードが変化した
このような変化を人は素早く感じ取ります。
それと同様に、音楽においても、
- 音高・リズム・ハーモニー等の変化
- それらのパターン(メロディ・リズムパターン・コード進行)の変化
が起きたとき、それらが人の注意をひき前景化します。
これらの変化をうまく用いることで情感の変化や場面の転換などを表現できます。
逆に、人は変化しないものに対しては鈍感です。
- 物体が静止しているとき
- 乗り物が等速度で動いているとき
このようなとき、特に注意は向けられません。
音楽では、
- ある音が長くのばされているとき
- あるメロディやリズムパターン・コード進行が繰り返されているとき
がそれに当てはまります。
特に、効果的に音楽的要素の繰り返しを用いたときはそれを強く印象付ける効果が期待できます。